テキストを使ったタイピング

☆正解を表示させるタイピング
■フォームにラベル2個とテキストとコマンドボタンを貼り付ける。↓


■Label1をクリックする。↓


■画面右中段のオブジェクトプロパティのオブジェクト名をlblmondaiに変更する。↓


(解説)これでこのラベル自体の名前(オブジェクト名)が「lblmondai」という名前になる。一般的にオブジェクト名の前の3文字にツール名を記入する。ラベルの場合だと「lbl」とし、コマンドボックスなら「cmd」とし、テキストなら「txt」とする。

■Captionをあいうえおと変更。↓


■同様に以下の項目をそれぞれ変更する。↓
Label2のオブジェクト名を「lblhantei」とする
Text1のオブジェクト名を「txtkaitou」としTextを「かきくけこ」へ
Command1のオブジェクト名を「cmdok」としCaptionを「OK」へ

(解説)TextツールにはCaption項目はなく、同じ意味を持つTextが存在する。

■最終的にフォームはこのようになる。↓


■コマンドボタン(cmdok)の「OK」をダブルクリックしてコードを表示する。↓


(解説)プログラム実行時cmdokがクリックされた場合「Private Sub」~「End Sub」の間のプログラムが実行される。

■コードを書き換える。↓
Private Sub cmdok_Click()
   If lblmondai.Caption = txtkaitou.Text Then lblhantei.Caption = "正解"
End Sub


(解説)もしlblmondai.Captionとtxtkaitou.Textが同じ時、lblhantei.Captionに「正解」を代入する。
(解説)
lblmondai.Captionの「Caption」やtxtkaitou.Textの「Text」は省略することが出来るが、省略しないのが一般的。省略した場合→(If lblmondai = txtkaitou Then lblhantei = "正解"

■開始ボタンを押しプログラムを実行する。「かきくけこ」と書かれたテキストに「あいうえお」と入力しOKボタン(cmdok)を押す。するとlabel2と表示されていた所に「正解」と表示される。

☆不正解を表示する
■If文を書き換える。↓
Private Sub cmdok_Click()
   If lblmondai.Caption = txtkaitou.Text Then
      lblhantei.Caption = "正解"
   End If
End Sub


(解説)「書き換える前のコード」と「書き換え後のコード」は書式が違うだけで実行時のプログラムは同じもの。「If~Then」の間の条件が満たされたとき「If~End If」までのプログラムが実行される。

■Ifのサブ関数のElseを付け加える。↓
Private Sub cmdok_Click()
   If lblmondai.Caption = txtkaitou.Text Then
      lblhantei.Caption = "正解"
   Else
      lblhantei.Caption = "不正解"
   End If
End Sub


(解説)If~Thenの間の条件が満たされなかった時、Elseの後のコードが実行される

■開始ボタンを押しプログラムを実行する、そのままOKボタンを押すとLabel2が不正解に変更される↓


∵ダウンロード file.zip